
もうすぐ出産予定日です。
入院する時に必要なものは何ですか?

入院バッグの中身チェックリストと、職場で便利だと感じた助産師おすすめのアイテムをご紹介します。
妊娠37週0日~41週6日は正期産と呼ばれ、赤ちゃんがいつ生まれてもよい状態です。
36週以降は臨月と呼ばれ、出産の兆候がでてくる人もいます。
そのため、妊娠28週頃から始め、妊娠36週頃には入院の準備を完了させる必要があります。
特に初めての出産を迎える方にとっては、「何を準備すればいいの?」と悩むことも多いでしょう。
私は助産師として、たくさんのママと赤ちゃんの出産・育児をサポートしてきました。
これまでの経験を活かし、妊娠中から産後までの悩み相談にも対応し、多くのママに寄り添っています。
この記事では、入院時に必要な持ち物をリスト化し、助産師が実際におすすめする便利アイテムもご紹介します。
いつお産が始まっても慌てないように入院の準備を済ましておきましょう。
入院バッグの中身チェックリスト

入院の準備は、妊娠28週頃から始め、36週頃には完了させておきましょう。
また、切迫早産で安静指示がある人や妊娠中体調の不調が強い人は、緊急で入院する可能性があるので、上記期間よりも早めに少しずつ準備を始めましょう。
入院バッグは 「陣痛用」「入院用」「退院用」の3つに分けると整理しやすくなります。
陣痛用バッグ
陣痛が始まったり、破水して自宅から病院へ向かう時にすぐに使うアイテムをまとめておきます。
陣痛バッグはマザーズバッグやトートバッグ位の大きさで、自分ひとりで持って行ける必要最低限の荷物を用意しておきましょう。
- 母子健康手帳
- 診察券
- 健康保険証
- 印鑑
- 筆記用具
- 入院書類(事前に病院から指示されたもの)
- 産褥ショーツ(1~2枚)
- 生理用ナプキン(夜用サイズが便利)
- ストロー付きの容器の飲みもの
- 吸水シートやバスタオル、レジャーシートなど
車で病院まで移動する場合は、シートが汚れないように用意しておくと安心
入院用バッグ
出産後の数日間、快適に過ごせるように準備しましょう。
2~3日分の荷物を入れられる小型のスーツケースにまとめておくといいでしょう。
- 授乳用ブラジャー(2〜3枚)
- 母乳パッド(病院で用意されることもあるので要確認)
- 産褥パッド(病院で用意されることもあるので要確認)
- 前開きのパジャマ(2〜3着)
- スリッパ
- タオル類(フェイスタオル・バスタオル)
- スキンケア用品(化粧水・乳液・リップクリームなど)
- 眼鏡やコンタクトレンズ
- 歯ブラシ・歯磨き粉
- シャンプー・ボディソープ(病院で提供される場合もある)

病院で準備されているものもあるので、事前に確認しておきましょう。
退院用バッグ
退院時に必要なものは、出産後の面会時間などに家族が後から持ってきてもOKです。
- 退院時のママの服(ゆったりしたワンピースやマタニティウェア)
- 赤ちゃんの退院着(肌着+おくるみ)
- セレモニードレス
赤ちゃんが病院から初めて外に出る記念に - 授乳ケープ
自宅まで移動時間がかかる場合や移動中に授乳が必要な場合に便利
あると便利なアイテム
必須ではないけれど、あると便利なものをご紹介します!
- イヤホン
陣痛中に好きな音楽を聞いてリラックスできると分娩がすすみます。 - 本や雑誌
目が疲れない程度の息抜きにおすすめ♪ - ホットアイマスク
授乳の合間の短い睡眠時間を質のいい睡眠にするために。
まとめ
入院の準備は、早めに進めておくことで安心です。
また、助産師おすすめの便利アイテムを取り入れることで、より快適な入院生活が送れるでしょう。
事前に病院の持ち物リストも確認して、忘れ物がないように準備を整えてくださいね!